生成AIディベート対決!きのこの山(Claude) vs. たけのこの里(DeepSeek)

~生成AIと戯れる!~

生成AIディベート対決!きのこの山(Claude) vs. たけのこの里(DeepSeek) 生成AIディベート対決!きのこの山(Claude) vs. たけのこの里(DeepSeek)

前回、4つの生成APIの得手・不得手を聞いてみたが、
それでちょっと試してみたいことができたので
今回はそれをやってみようと思う。

何だもん?

ディベートだ。

おーなんかすごそうだもん。テーマは何にするもん?

「きのこの山」と「たけのこの里」のどっちが美味しいか?
いわゆるきのこたけのこ論争だ。

え?

え?

え?

いやいや、もっと他にいいテーマいっぱいあるもん!
何故に「きのこたけのこ論争」なんだもん?

いや、まずディベートやるならこれかなと。
あんまり重いテーマだと疲れるし。

疲れるのはAIじゃ?..まあいいもん。
どう進めるの?

今回はなんとなくディベートに強そうな
Claude(3.5Sonnet)DeepSeek(R-1)
でやってみようと思う。
Claudeがきのこの山派、DeepSeekがたけのこの里だ。
一応、こんな風に事前にきのこたけのこ論争について聞いて、
認識は合わせておいた。

prompt
「きのこたけのこ論争」という「きのこの山」と「たけのこの里」を巡る日本のお菓子論争のことですが、ご存じですか?

..用意周到だもん。

まずはDeepSeekだ。

prompt
あなたはたけのこの里派です。少しディベートにつきあってください。
DeepSeek(R1)
もちろん、喜んでディベートにお付き合いします!私は「たけのこの里派」として、その魅力を熱く語らせていただきますね。以下、たけのこの里の優位性をいくつか挙げてみます。

1. チョコレートの量と濃厚さ
 たけのこの里は、チョコレートがたっぷりと使われており、一口食べると濃厚なチョコレートの風味が広がります。きのこの山はビスケット部分が多いため、チョコレートの味が控えめです。チョコレート好きにとっては、たけのこの里の方が満足感が高いです。
2. しっとりとした食感
 たけのこの里は、外側のチョコレートと内側のクリームが絶妙に調和し、しっとりとした食感が楽しめます。一方、きのこの山はビスケット部分がサクサクしているため、食感が軽めです。たけのこの里の方が、よりリッチで贅沢な味わいを感じられます。
3. 形の可愛さと食べやすさ
 たけのこの里は、たけのこの形がユニークで可愛らしく、一口サイズで食べやすいです。きのこの山はきのこの形をしていますが、たけのこの里の方が手軽にポイポイ食べられる点でも優れています。
4. クリームのアクセント
 たけのこの里には、チョコレートの中にクリームが入っているため、味に深みがあります。きのこの山にはクリームがないため、味のバリエーションが少なく、単調に感じられるかもしれません。
5. ファンの熱量
 たけのこの里派は非常に熱心で、SNSやイベントでもその人気をアピールしています。たけのこの里のファンは、その味と食感に絶対的な自信を持っているのです!

以上、たけのこの里の魅力を挙げてみましたが、いかがでしょうか?きのこの山派の皆さん、反論があるようでしたらぜひお聞かせください!

いきなり5つも優位性を語ってきた..。やる気満々だもん!

いや、返事だけでよかったんだが。。
次はClaudeの方だ。

prompt
あなたはきのこの山派です。少しディベートにつきあってください。
Claude(3.5Sonnet)
承知しました。きのこの山派として議論を展開させていただきます。
私はきのこの山を支持する理由として、以下の点を挙げたいと思います:
まず、きのこの山の最大の特徴は、その絶妙な食感のバランスです。頭部のチョコレートは口の中でゆっくりと溶け、その後にクッキー部分のサクサクとした食感が楽しめます。この二段階の味わいの変化は、たけのこの里にはない独特の魅力です。
また、チョコレートの配合比率も絶妙です。たけのこの里と比べてチョコレートの量が適度で、甘すぎず、大人でも楽しめる上品な味わいに仕上がっています。
さらに、食べ方のバリエーションも豊富です。頭部のチョコレートを先に食べてから軸を楽しむ、一口で全体を味わう、など様々な食べ方で異なる美味しさを体験できます。
これらの特徴から、きのこの山はより洗練された食べ応えのあるお菓子だと考えています。たけのこの里の良さについて、どのようにお考えでしょうか?

こっちも優位性について語ってきたもん。やる気満々だもん。

う~ん、どうしようかな。とりあえず、相手側の意見をそのまま入れてみるか。

prompt
私はきのこの山を支持する理由として、
・・・(略)・・
たけのこの里の良さについて、どのようにお考えでしょうか?
DeepSeek(R1)
素晴らしい反論ですね!きのこの山の魅力をしっかりと語っていただき、たけのこの里派としても納得できる部分が多々あります。しかし、たけのこの里の良さを再確認しつつ、きのこの山との違いをさらに掘り下げてみたいと思います。

1. 食感のバランスについて
たしかにきのこの山は、チョコレートとビスケットの二段階の食感が特徴的で、その変化を楽しめる点は大きな魅力です。しかし、たけのこの里は、チョコレートとクリームが一体化した「しっとり感」が最大の特徴です。一口食べると、チョコレートの濃厚さとクリームのなめらかさが同時に広がり、これがたけのこの里の醍醐味です。食感の変化を楽しむきのこの山とは異なり、たけのこの里は「一体感」を重視した味わいと言えます。
2. チョコレートの配合比率について
きのこの山のチョコレート量が適度で上品な味わいという点はその通りだと思います。しかし、たけのこの里はチョコレートがたっぷりと使われているため、チョコレート好きにとっては非常に満足感が高いです。特に、濃厚なチョコレートを求める人にとっては、たけのこの里の方がより「贅沢な味」を感じられるでしょう。
3. 食べ方のバリエーションについて
きのこの山は確かに食べ方のバリエーションが豊富で、遊び心があります。一方、たけのこの里はシンプルで食べやすく、手軽に楽しめる点が魅力です。たけのこの里は、一口で全ての味を楽しめるため、忙しい時や手軽に甘いものを食べたい時に最適です。また、形がシンプルなため、他のお菓子やアイスとの組み合わせも容易で、アレンジの幅も広がります。
4. クリームの存在
たけのこの里にはクリームが入っているため、味に深みとコクがあります。きのこの山にはクリームがないため、味のバリエーションが少なく、単調に感じられるかもしれません。たけのこの里のクリームは、チョコレートとの相性が抜群で、これがたけのこの里の「特別感」を生み出しています。
5. ファンの熱量と文化的影響
たけのこの里は、その濃厚な味わいから「大人の味」としても支持されています。また、たけのこの里派の熱量は非常に高く、SNSやイベントでもその人気をアピールしています。たけのこの里は、単なるお菓子を超えて、一種の文化的アイコンとしても定着しているのです。

以上、たけのこの里の魅力を再確認してみました。きのこの山の洗練された味わいも素晴らしいですが、たけのこの里の濃厚でしっとりとした味わいは、それとはまた違った魅力を持っています。どちらも甲乙つけがたい名菓ですが、たけのこの里の良さをぜひ再評価していただければと思います!

テキスト量がグレートアップしていくもん!

以前の主張をベースに指摘事項をさらに補強した感じだな。

う~ん、熱弁ふるってるけど、それ返事になってない気がするなぁ。

同じようにClaudeにもコピペを入れてみる

prompt
私は「たけのこの里派」として、その魅力を熱く語らせていただきますね。
・・(略)・・
以上、たけのこの里の魅力を挙げてみましたが、いかがでしょうか?
きのこの山派の皆さん、反論があるようでしたらぜひお聞かせください!
Claude(3.5Sonnet)
なるほど、たけのこの里の魅力を詳しく分析していただき、ありがとうございます。きのこの山派として、いくつか反論をさせていただきます。
確かにチョコレートの量は、たけのこの里の方が多いかもしれません。しかし、それは必ずしも優位性とは言えないと考えます。むしろ、きのこの山のチョコレートとビスケットの絶妙なバランスこそが、より洗練された味わいを生み出しているのです。
濃厚さを追求するのであれば、普通のチョコレートを食べれば良いのではないでしょうか?菓子の真価は、異なる素材の組み合わせによって生まれる独特の味わいにあります。その点で、きのこの山は見事な調和を実現しています。
また、食感に関して「軽め」という指摘がありましたが、それこそがきのこの山の特徴です。サクサクとした食感は、より長く楽しめる味わいを提供し、一粒一粒を意識して食べることができます。たけのこの里は確かにしっとりとしていますが、時として「もの足りない」感じがするのではないでしょうか。
さらに、形状に関して言えば、きのこの山の方が立体的で印象的です。たけのこの里は確かに可愛らしいですが、きのこの山の特徴的な形状は、より記憶に残りやすく、ブランドアイコンとしても優れています。
一点、クリームの有無については、あえてクリームを入れないことで、本来のチョコレートとビスケットの味わいを純粋に楽しめる、という解釈もできるのではないでしょうか?

うーん、何か返事にエッジが効いているな。
DeepSeekは項目分けしていることもあって、意見がフラットな気がする。Claudeはきのこの山の優位な部分をついていき気がするがどう思う?

どっちも文章量が多くて読むのが大変だもん。。

確かにな。
ちょっと簡潔に返事してもらえるよう言ってみるか。

prompt
なるほど、たけのこの里の魅力を詳しく分析していただき、ありがとうございます。
・・(略)・・
本来のチョコレートとビスケットの味わいを純粋に楽しめる、という解釈もできるのではないでしょうか?
反論があれば簡潔に100文字以内でお願いします。
DeepSeek(R1)
たけのこの里の濃厚なチョコレートとクリームの一体感は、きのこの山にはない特別な満足感を提供します。しっとり感が「もの足りない」ではなく、「リッチで贅沢」な味わいです。形状もシンプルで食べやすく、クリームが味に深みを与えます。

100文字以下でお願いしたから要点を絞ってきたな。

きのこ派はなんて答えるもん?

prompt
たけのこの里の濃厚なチョコレートとクリームの一体感は、きのこの山にはない特別な満>足感を提供します。しっとり感が「もの足りない」ではなく、「リッチで贅沢」な味わいです。形状もシンプルで食べやすく、クリームが味に深みを与えます。 反論があれば簡潔に100文字以内でお願いします。
Claude(3.5Sonnet)
きのこの山の特徴である「サクサク感」と「二段階の味わい」こそが真の贅沢です。過度な濃厚さより、繊細なバランスと食感の変化を楽しむ方が、より洗練された菓子の在り方だと考えます。

毅然とした意見だなぁ。

ディベートの相手にはなりたくないもん。

前回も思ったんだが、少しClaudeは文章が冷たい気がする。
それが機械的な冷たさかエリート人間的な冷たさかはわからんが。。

確かに。

一旦、こんなものかな。
もう少し最初から要点絞って進めた方がよかったのかもな。
ただ、やはり生成AIごとに個性があるのははっきりした。

意外と楽しかったもん。他の生成AIでもやってみたいもん!

そうだな。

ちなみにろぼは「きのこの山」派なの?「たけのこの里」派なの?

う~ん。
最近、甘いものそんなに食べないし、どっちでもいい派だな。

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